サニタイザー最新版のお知らせ

全国の自治体で採用いただいているファイル無害化アプライアンス【サニタイザー】がバージョンアップしました。

今回のバージョンはファイル無害化だけでなく、セキュリティと利便性を両立させるための仕組みや、職員の働き方改革に寄与する新しい機能、将来のクラウド利用の布石となる庁内インフラの仕組みを盛り込みました。

最新版は無害化だけじゃない

ファイルサーバとメール、そしてテレワークも

サニタイザーVer.4.2の新機能

サニタイザーVer.4.2は盛りだくさんの機能が追加されました。


外部ストレージ連携

庁内のファイルサーバやクラウドストレージをサニタイザーでシームレスに管理します。
ファイルの無害化も庁内のフォルダにドラッグ&ドロップするだけで、簡単に処理することができます。
肥大化するファイルサーバの容量を効率的に使うことができます。

庁内に分散しているファイルサーバを一元的に管理でき、情報資産の重要性に応じて外部のクラウドストレージに逃がすことで、ファイルサーバの肥大化を防ぐことができます。もちろんネットワークを越えるときにはファイルの無害化や持ち出し承認を行うこともできます。

Amazon S3やGoogle Driveなど割安なストレージサービスとも連携可能です



Webメール機能

インターネットメールをサニタイザーで直接受信できます。
添付ファイルはワンクリックで無害化して庁内ネットワークに取り込むことができます。
庁内に取り込む必要がないファイルはインターネット系の端末で処理させましょう。

IMAPクライアントとして動作します



オープンドロップ機能

ワンタイムURLを発行することにより、 メールの添付ファイルを使うことなく外部の方からのファイルを受け取ることができます。
標的型攻撃のきっかけである、メールの添付ファイルを減らすことで、全体的なリスクを低減させることができます。

あらかじめ外部から受け入れるフォルダを作成して、オープンドロップの設定をしておきます

外部からワンタイムURLにアクセスすると、アップロードしかできない画面が表示されます



リンクシェア機能

相手に受け渡したいファイルを選んで、ワンタイムURLを発行すると、期間限定でそのファイルをダウンロードさせることができます。(個別パスワードを設定することも可能です)

セキュリティ事故で多く発生するファイルの誤送信も、これなら後から取り消すことができるので安心です。

受け渡したいファイルを選択し、パスワードと有効期限を設定の上、ワンタイムURLを発行します

ワンタイムURLにアクセスすると、目的のファイルがダウンロード(プレビューも)できます



Web会議・チャット機能

サニタイザーは働き方改革もお手伝いします!

WebカメラやマイクがあればブラウザだけでWeb会議ができます。
チャット機能もありますので、場所や時間の制約を受けることなく、コミュニケーションを保つことができます。

同じセグメント内にいる利用者とチャットやWeb会議ができます(画面はイメージです)



ホールド&パス機能

いわゆる上長承認機能です。

無害化処理の過程でどうしても庁内に取り込みたいファイルや、外に持ち出したいファイルを個別の承認を経て移動させることができます。

疑義のあるファイルや個別の事情で受け渡ししたいファイルは、一旦管理者のみがアクセスできるHOLDフォルダに置かれます。

管理者はこのHOLDフォルダにあるファイルを受け渡したい相手を指定して閲覧させることができます。

管理者は個別のファイルを特定のユーザに閲覧させるように設定することができます

閲覧が許可されたファイルはユーザのファイル一覧の中に表示されます(一番下の行)



Officeファイル共同編集

Officeファイルを複数人でリアルタイムに編集できます。
間違って他人の作業を上書きする事故が減り、編集作業の順番待ちの必要もありません。

※有償オプションです。

英語版の画面ですが、ブラウザ上でOfficeファイルを編集している様子です



モバイル端末用アプリ

専用のアプリをセットするだけで、Web会議やチャット、ファイル共有を始めることができます。
モバイル端末との通信は暗号化され、操作ログも残るので、MDM等を適切に設定すれば、活動の範囲を外に広げることができます。

iPhoneアプリの動作の様子 外出先からファイルの閲覧が可能になります

導入までのコンサルティングをお引き受けします


新しいサニタイザーは機能が豊富になり、どうやって導入してよいかわからないとお悩みの方へ、導入までのコンサルティングを行います。

検討を要するのは、組織内のセキュリティポリシーの見直しです。
特に情報資産の重要性分類を見直すことで利便性を維持したままセキュリティレベルを向上させることができ、テレワーク等の導入も容易になります。